katekinblog

化学メーカー海外営業。忙しいサラリーマンでも続けられる筋トレについて語ります。

筋トレを始める前に知っておきたい2つのこと

こんにちは。かてきんです。

先日YouTubeで“あらゆることを20時間でさくっと学ぶ方法”というTEDスピーチを見ました。クスッと笑える内容の中に、物事を学ぶ本質が詰め込まれた非常に面白いスピーチでした。

 

詳しくは実際の動画を見てもらいたいのですが、要約すると20時間で新しい何かを身につけるには4つの要素が重要らしいです。

その要素とは「物事を分解すること」「自己修正できるだけ学ぶこと」「障害を取り除くこと」「少なくとも20時間学ぶこと」の4つになります。

 

 

「物事を分解する」というのはわかりにくいですが、どんな要素を満たせば物事を習得できたと言えるかを十分考えるとも言えます。

例えば海外顧客と英語で打ち合わせすることを目標とした場合、どのような語彙が必要か、英語らしい抑揚の付け方は何か、など細かな要素に分解していく作業がこれに当たります。

 

 

ここで筋トレの話に移ったとして、筋トレの要素を分解すればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

 

何を気をつければ筋トレをスムーズに始められるかというのは気になるところだと思いますので、今回から数回に分けて「筋トレをしていくにあたって重要な要素を分解し、それをシェアしていきたい」と思っております。

 

何よりも大切な要素は続けること

初めから趣旨から少し外れてしまうのは承知していますが、筋トレにおいて何よりも重要なことをお伝えしたいと思います。

 

それはなんといっても“続けること”です。

 

一朝一夕で思い通りの身体に変わるなんてことはあり得ません。難しいことだからこそマッチョが希少性を持っているのだと思います。

物事を習得するには続けることが重要だということはお見知り置きの通りですが、三日坊主という言葉に代表されるように飽き性な我々にとって続けることはどうにも難しいことです。

 

今回のコラムでは私が思う筋トレを続けるために必須となる2つの要素についてお話ししたいと思います。

 

 

自分なりのご褒美を見つけること

文字通り、身体を作り替えるという作業は途方もない労力と時間が必要な作業になります

筋トレについて調べるとトレーニング3割、食事7割という話を見かけると思います。

この話の信憑性はさておき筋トレにおいて、食事管理、トレーニングボリューム管理が重要でありながらも地味な要素であることは間違いありません。

 

この地味な要素を楽しめるかと自問した際に答えがYESの人は問題ありませんが、NOの人はどうすべきでしょうか

 

私が思うに大切なのは自分にとってのご褒美を見つけることだと思います。

物事の習い初めの1番の障害は「こんなはずではない」「想像よりも上手くいかない」といった心理的なハードルです。

心理的なハードルを設定しているのは自分なのですが、人間はどうにも自己評価が高いようで非常に高いハードルを設定してしまいがちです。

 

この心理的なハードルは乗り越えるのも難しいが、引き下げるのも実に難しい。となると取れる手段は小さなご褒美を見つけて、ハードルを飛び越えられるまで粘ることしかありません。

 

終わったらドーナツを食べる、体重が増えた、筋肉がパンプアップした、どんな小さなご褒美でも構いません。

自分を褒められる小さな喜びを見つけるようにしてみてください。

 

安全に気を配ること

筋力トレーニングはスポーツの一種ですのでどうしても怪我をするリスクが付き纏います

上級者ともなると身体のどこかは常に痛めており、痛みの出ないフォームや種目などを選んで騙し騙しトレーニングに励んでいるというのが実情かと思います。

“無事これ名馬”という格言があるように、怪我をしないことは筋トレを続けるにあたって非常に重要です。

 

したがって怪我をしないようにできる限り早い段階で

  • 適切なフォーム
  • 適切な重量設定
  • 適切な休養

を学ぶことが大切になってきます。

 

私が見てきた数少ない事例でも、過剰に思い重量でトレーニングをし怪我をしたり、ハードに毎日追い込んでしまって疲労骨折をしてしまう人をたくさん見てきました。

健康になるためにトレーニングをしているはずなのに、それで怪我をしてしまっては元の子もありません。

くれぐれも安全には気をつけて取り組むようにしてください。

 

まとめ

長々と書いてしまいましたが、大切なのは下記の2点です。

  • ご褒美を見つけて楽しむこと
  • 怪我をしないこと

次回からはトレーニング要素についてお話ししていこうと思いますので、末永くお付き合いください。